【実体験】適応障害と重度の不眠症で起きた事をお話致します

休職

 

 

こんにちは 青森県と秋田県で不動産投資とブログをしております だいた(@kyuushokubu)と申します

 

今回は私の実体験、休職前に起きていた事に関してお伝えしたいと思います

 

私は2023年5月にメンタルクリニックの診断書を持参して休職を上司に申し出て、休職しました

 

その時の体調に関して振り返りました

 

恐らく病院の先生も知識はあり情報もあると思いますが実際本人になってみないと体調の辛さは分からないのではと考え記事にしました

 

このような状態に近ければすぐメンタルクリニックに受診したほうが良いかもしれません

 

宜しければご覧いただき、似たような症状であればご自愛ください

 

また改善後のお話もしていますので、参考になったら幸いです

 

【実体験】適応障害と重度の不眠症で起きた事をお話致します

今回紹介したい内容は以下の通りです

 

  • 会社との出会いで自己肯定感を失う
  • 睡眠不足の始まり
  • 酒に溺れる日々
  • 負のループ連鎖
  • 休職前の状態
  • 休職→転職もしてストレスフリーへ

 

順を追って説明して参ります

 

会社との出会いで自己肯定感を失う

 

2025年3月末で退職する会社は19年前に就職しました

 

今考えると当初はまだパワハラ・モラハラが残っていて、サビ残、休日出勤は当たり前でした

 

サービス残業や休日出勤は、自分が仕事の要領が悪いから仕方ないと思っていたのですが

 

パワハラ・モラハラは正直他人がすることなので何ともできません

 

自分なりにコミュニケーションを取ろうとするのですが、無視する上司もいますし、実績の数字を0.1%間違って覚えているだけでファイルを飛ばしてくる上司もいました

 

正しいこと、成功は当たり前で当然の行動で、ダメなこと上司の理想通りに進まないと即銃弾が飛んでくるような緊張感で仕事を毎日していました

 

もちろん支店によって優しい上司や仕事のできる上司もおられましたが、上司によってかなり左右される会社でした

 

完全に上司をみて仕事をするようになり、機嫌を気にして仕事をしていきます

 

今思うと全然つまらない仕事をしていたと感じます

 

入社当初からそうですが、目標なんてありませんでした

 

就職氷河期も経験していましたので、とにかく給料を得る事に精一杯でした

 

夢や希望なんてなく入社しました

 

基本怒られている状態が続いて、自己肯定感?なにそれ?な会社に就職したので

 

日々、自分を少しずつ凹まされて傷つけられていった感覚があったかなと今考えると感じます

 

睡眠不足の始まり

睡眠不足の始まり

 

上記のような毎日毎日緊張状態が続き、仕事でのミスは絶対に許されない状態になると

 

絶対にミスれないと仕事のスピードもかなり遅くなります

 

確認作業が大量に発生して、一つ納品する仕事も遅くなります

 

遅くなるので今度は自宅で仕事を持ち帰る、もしくは休日出勤する

 

それでも嫌いな上司は必ずミスを見つける、上司の考えや気分によって怒鳴る、ファイルを投げてくる、無視する等があります

 

さらに私の仕事は小売業だったので365日営業しています

 

勤務方法はシフト制です

 

この毎日誰かが仕事をしている状況は最悪です 

 

何かあったら会社から電話がかかってきます…

 

電話がかかってくれば対応しないとまた上司から怒られますし、何だったら連絡が折り返しになろうものでも怒ります笑

 

なんですぐ電話に出ないのかと

 

このような状況で仕事をしておりまして、ミスすると連絡が来たり、別の誰かに迷惑をかけてしまっては申し訳ない考えるようになり

 

○○だったらどうしよう、確認しなかったけどあれ大丈夫かな?○○様の案件、▲▲さんやってたけど心配だな、毎日考えてました

 

そうすると緊張は365日休みの日も続きます

 

店舗は毎日営業しています、電話連絡が来る、もしくは大体次の日出勤するとバットニュースがほとんどありました

 

いい知らせなんてありません

 

そしてだんだん緊張からか眠れなくなります

 

酒に溺れる日々

酒に溺れる日々

 

眠れなくなるので酒に行きつきました

 

当時は、汚い話ですが吐き気がするまで飲んでました

 

時にはトイレで嘔吐して眠ることもありました

 

量は、ストロングチューハイ500mlを2本、そのあとウイスキーハイボールを5杯くらい飲んで、炭酸水がなければロックorストレートで飲んでました

 

サントリーの角瓶が3日で無くなるくらいで飲んでました

 

そのくらい飲まないと眠れなくなっていました

 

当時はシフト制で不規則な生活で早番は9時出勤で18時退社だけど謎のサービス残業が横行していて

 

もう帰るのという上司がスタンダードでした

 

謎に残って仕事をします

 

遅番は14時出勤で23時退社ですがその後の仕事も全然していて、日付が変わる前までに帰宅することはなかったと思います

 

これもサービス残業

 

朝まで仕事することも全然ありました

 

完全不規則な仕事なので、睡眠時間もバラバラでした

 

そして上記のような緊張感がずっと続いていたので、お酒が入っていないと眠れないと判断しておりました

 

お酒が入っていると眠れます

 

ただ、いろいろ書籍を読んだりしていると、正確には眠っているというよりは気絶する状態だったようです

 

脳や身体が休まっていない状態を何年も繰り返していました

 

そして私は人間関係も苦手というか拒否反応出てきていたと思います

 

いろんな状況が相まって、さらに精神的に辛い状況が加速していきます

 

負のループ連鎖

負のループ連鎖

最初はお酒の力でストレス発散出来ていると勘違いしていました

 

そしてお酒の力がないと眠れないと勘違いしていました

 

知識がないのは恐ろしく、これを10年以上繰り返していました

 

徐々に負のループに苛まれていく状態でした

 

ループの状態は以下の通りです

 

上司や部下の目が怖い→ミスれない→仕事は遅くなる→仕事は溜まる→溜まるから処理できない→上司や部下から指摘される→自己嫌悪→眠れない→酒に逃げる→体が休まらない…

 

これを無限に繰り返していきます

 

自己嫌悪、自己肯定感は下がります

 

下がり続けると今度は成功体験も自分を肯定しないで「何かおかしい?こんなうまくいくのは自分がすごいのではなく偶然だし、こんなうまい話は無いはず」と考えだします

 

完全に思考がおかしくなっています

 

もし偶然何かうまくいっても、自分が努力して成し得たことでも、次の事案になるとまた1からスタートの辛さ、上記のようなループが待っていると思うとうんざりしてしまいます

 

とにかく生きていると疲れているという感覚です

 

休職前の状態

 

これをずっと繰り返してきて、仕事の成果など上がるはずもなく、自己肯定感も低い人間となりました

 

19年続いたこの状況、休職前最後の店舗でついに精神崩壊を向かえます

 

まず睡眠時間は3~4時間くらいでした

 

末期には1時間とか酷い日はどんだけお酒を飲んでも眠れない

 

眠くはなるのですがベットに入ると沢山仕事が思い浮かぶのと、赴任先の人間関係が頭から離れません

 

常に頭と身体はダルイ…

 

休みの日は比較的元気なのですが、仕事の日は非常に辛い

 

眠たい、でも寝れない、仕事に行きたくない、でも働かないと給料が入らない、人間関係が嫌だ、誰とも会いたくない、しんどい、の繰り返し

 

地獄でしたね

 

この時にはメンタルクリニックに受診すべきか悩んでいました

 

ネットでうつ病の診断をするかどうかのセルフチェックをするサイトを見て実践すると「高度の鬱状態」「精神科の受診をしてください」と警告が出る状態でした

 

それでもメンタルクリニックなどに行くのは気が引けていたのですが

 

最後のトリガーとなったのは支店の上司の行動でした

 

言われたことを実直にこなして、上司が嫌だからやりたくない仕事も請け負ってましたし、上司は現場を殆ど知らない方でしたので

 

部下は沢山私に相談しに来るので、そちらも対応して、波風立たないようにしていたのですが

 

上司が会社に挙げる私の評価は、会社でつけられる評価で一番最低なランクで報告していた事に気づいたからです

これは今考えると、既に私の行動や言動、精神が限界を迎えていたのだと思います

 

そして成果も出せない状態

 

最低な評価を受けた私は「あ、この会社で仕事をいくら頑張ってもダメなんだ」と19年経過してようやく気付きました

 

とにかくその事実を知った日、悔しいとかそういうのではなく、仕事していたら涙が急に出てきて

 

もう思考回路はぐちゃぐちゃとなり、次の休みの日メンタルクリニックに受診しようと決意しました

 

今考えるとこの19年は何だったのだろうと思います

 

ただメンタル崩壊と365日仕事を考えて行動してきた対価が年収最大で500万円は割に合わないなと考えています

 

休職→復職→転職もしてストレスフリーへ

休職→復職→転職もしてストレスフリーへ

メンタルクリニックに初めて足を運びました

 

初診の診断は「適応障害」「重度の不眠症」でした

 

次の日からすぐ会社を休むようにと言われましたが、引継ぎなどもありますし、上司は到底納得してくれないと思いました

 

それでも上司に話してすぐ休みなさい!と強く先生に言われましたので、当時嫌いだった上司に診断書を持っていき

 

事情を話、次の日から1ヶ月の休養を取ることとなります

 

休職出来た方法に関しては以前記事にしていますので宜しければご覧ください

 

先ず1ヶ月休職しましょうと診断書が出されて、最初は1週間おきにメンタルクリニック受診して、もうすぐ1ヶ月というタイミングで

 

まだ駄目だねと先生から診断書を貰い、会社にその診断書を元に電話&診断書を郵送して

 

これを5カ月ほど繰り返しました

 

体調も大分安定したとでは当時を振り返ると感じます

 

先生からのGOサインも出ましたので会社に復帰しました

 

もちろん最後に潰れた支店とは別の会社で復帰となりました

 

気遣いも頂き、何とか仕事にも慣れ始めた状況で、入社当時にお世話になった上司から新規事業の立ち上げを一緒にやらないかと社長と誘ってくれました

 

必要とされるのは恐らく半年ぶりくらいで、しばらく何も成果の出せない状態でしたらから、最後にお手伝いができればと考えて承諾しました

 

その仕事は裁量もあり、新規事業なのでやり方は自由だし、口を出してくる上司もまったくいないので、やりがいが非常にありました

 

そこで感じたのは、自分で1から作り上げることは自分に向いていて、周りがうるさく言うのが耐えがたく辛いというのが分かりました

 

実際その店舗は初年度、黒字は難しいと言われましたが単月で黒字を達成

 

数字も安定していて、1年で退職してしまったのですが優秀な部下も育ったと自負しています

 

誘ってくれた上司に感謝していますし、仕事の楽しさをようやく感じましたし、シフト制ではあるものの規則正しい生活に戻りました

 

ちなみにお酒は浴びるように飲んでいたのもメンタルクリニックに通い始めてから辞めました

 

規則正しい生活と適度な運動をすれば眠れるようになりました

 

私の場合は以下の行動をするとよく眠れます

 

  • 筋トレ&プロテイン
  • サウナ
  • 散歩など適度な運動
  • 寝る時間を決める
  • スマホ等を寝室に持ち込まない
  • 読書

 

睡眠が安定すると、脳もしっかり休まり、ネガティブな発想も大分しなくなったように感じます

また今は朝早く起きて自社の活動(不動産やブログ)の活動が楽しくて、酒より早く起きて自社の活動が楽しいので

 

そちらにベクトルが向くようになり、お酒も飲まなくて大丈夫になりました

 

嫌なことから離れて、規則正しい生活をするとこうも変わるのかと実感しています

 

まとめ

 

今回は適応障害と重度の不眠症で起きていた事をお話し致しました

 

正直、昔を振り返るのは辛かったのですが、置かれている状況が似ているとか、精神的に辛い方にとって参考なってくれたら嬉しいです

 

今は大分元気に仕事出来るようになりました

 

この境遇を経験した私が皆さんにお伝えしたいのは、本当に辛い会社に就職することもあり、辛いと思うことは甘えではないという事です

 

辛いなら仕事は変えて良いです

 

そんな辛いことを20年とか続けるのは、刑務所に入っていない刑期を務めている人間と変わりありません

 

自分にあった仕事は必ずあると私は信じています

 

会社を変えるでも良いですし、副業を頑張る事で事業として成長するケースもあります

 

今ある環境が辛ければ、少し休んで、新しい道を進みましょう

 

せっかく、日本という安全な国に生まれてきたのですから、人生少しでも楽しいことしていきましょう!

 

今回は以上となります

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 

だいた(@kyuusokubu

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