再就職手当を給付して転職しましょう
こんにちは だいた(@kyuushokubu)です
本日は、再就職に関しての記事です
失業手当給付期間中にめでたく再就職が決定した際、申請すると再就職手当がもらえます
今回は再就職時にもらえる再就職手当に関して説明致します
【転職活動】再就職手当を受給してから新しい会社に勤めよう

今回紹介したい内容は以下の通りです
再就職手当の金額計算方法
再就職手当の計算方法は以下の通りです
場合によっては少し面倒な計算式が出てきます
所的給付日数は、被雇用保険の加入日数と「自己都合退職」「会社都合退職」によって変わります
「自己都合退職」の場合の給付日数は以下の通りです
年齢/被雇用期間 | 10年未満 | 10年以上20年未満 | 20年以上 |
制限なし | 90日 | 120日 | 150日 |
なお自己都合退職の場合、雇用保険に加入していた期間が、会社を辞めた以前の過去2年間に12ヶ月以上あることが条件となります
例えば私は前職は19年勤務していて、19年雇用保険の加入をしていましたから、120日が被雇用期間となります
「会社都合退職」は会社の倒産等が該当しまして、給付日数は以下の通りです
年齢/被雇用期間 | 1年未満 | 1年以上5年未満 | 5年以上10年未満 | 10年以上20年未満 | 20年以上 |
30歳未満 | 90日 | 90日 | 120日 | 180日 | – |
30歳以上35歳未満 | 90日 | 120日 | 180日 | 210日 | 240日 |
35歳以上45歳未満 | 90日 | 150日 | 180日 | 240日 | 270日 |
45歳以上60歳未満 | 90日 | 180日 | 240日 | 270日 | 330日 |
60歳以上65歳未満 | 90日 | 150日 | 180日 | 210日 | 240日 |
会社都合退職の場合は、雇用保険に加入していた期間が、会社を辞めた以前の1年間に6カ月以上あることが条件となります
また基本手当の金額算出方法は以下の通りです
賃金日額(W)を算出しましたら【1】~【4】に該当する年齢を選びます
【1】離職時の年齢が30歳未満65歳以上
賃金日額 | 給付率 | 基本手当日額 | |
2,574円~5,030円 | 80% | 2,059円~4,024円 | |
※1 | 5,030円~12,390円 | 50%~80% | 4,024円~6,195円 |
12,390円~13,700円 | 50% | 6,195円~6,850円 | |
13,700円~ | ー | 6,850円(上限額) |
【2】離職時の年齢が30歳以上45歳未満
賃金日額 | 給付率 | 基本手当日額 | |
2,574円~5,030円 | 80% | 2,059円~4,024円 | |
※1 | 5,030円~12,390円 | 80%~50% | 4,024円~6,195円 |
12,390円~15,210円 | 50% | 6,195円~7,605円 | |
15,210円~ | ー | 7,605円(上限額) |
【3】離職時の年齢が45歳以上60歳未満
賃金日額 | 給付率 | 基本手当日額 | |
2,574円~5,030円 | 80% | 2,059円~4,024円 | |
※1 | 5,030円~12,390円 | 80%~50% | 4,024円~6,195円 |
12,390円~16,740円 | 50% | 6,195円~8,370円 | |
16,740円~ | ー | 8,370円(上限額) |
【4】離職時の年齢が60歳以上65歳未満
賃金日額 | 給付率 | 基本手当日額 | |
2,574円~5,030円 | 80% | 2,059円~4,024円 | |
※1 | 5,030円~11,140円 | 80%~45% | 4,024円~5,013円 |
11,140円~15,970円 | 45% | 5,013円~7,186円 | |
15,970円~ | ー | 7,186円(上限額) |
例えば賃金日額が5,000円であれば一日の給付金額は4,000円となります
※1と※2のラインに該当する方はさらに計算式があります
※1の計算式
基本手当日額=0.8W-0.3{(W-5030)÷(12390-5030)}W
例えば私の場合、Wの数字が11,666円でした
Wに11,666を入れて計算すると基本手当日額は6,183円でした
※2の計算式
基本手当日額=0.8W-0.35{(W-5030)÷(11140-5030)}W
基本手当日額=0.05W+(11140-0.4)
のいずれか低い方の金額を選択
このように結構面倒な計算があります
ざっくりとした失業手当を知りたい場合は数字入力できるサイトがありますので宜しければご活用下さい
そして肝心な再就職手当ですが、例えば与えられた給付日数が120日で再就職日に50日残っていた場合
3分の1以上残しての再就職なので、残数50日×60%=30日、この30日に基本手当を掛け算すれば
再就職手当の金額が割り出せます!
私の基本手当であれば6,183円×30日なので、185,490円支給されるという事です
再就職手当の基本ルール

ルールもちゃんと存在します
中でも注意したいのが、④と⑤だと個人的に思います
④は待期期間の7日間後の1カ月間はハローワークの紹介からの就職じゃないと再就職手当は出ません
失業手当の給付には待期期間というものが存在します
「自己都合退職」も「会社都合退職」も離職票で受給手続きをしてから7日間です
⑤は1年契約で働く非正規雇用の仕事に就いても、支給対象にはなりません
会社が1年以上就業すると証明できれば受給可能のようです
申請方法

申請方法もハローワークとなります
必要は書類等は以下の通りです
採用証明書には就職先の会社の照明が必要となります
受給資格者証は基本手当の受給を進める中でハローワークからもらえます
失業認定申告書は、失業手当の受給説明会に参加するタイミングでもらえます
こちらを持参してハローワークへ行きましょう
まとめ:再就職が出来たら必ずハローワークに相談を

せっかく給付日数が余っている場合であれば、是非再就職手当の申請をしてもらいたいです
まとまった額が入ってきますから、不明な点があれば是非ハローワークに相談してもらいたいです
親切にいろいろ丁寧に教えてくれるので、一度足を運んでもらいたいです
ちなみに失業保険を知るためのバイブルとして是非1冊、こちらの書籍を購入してもらいたいです
失業保険のノウハウがしっかり書いています
今回は以上となります
最後までご覧いただきありがとうございました
だいた(@kyuushokubu)
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